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先輩ママからのアドバイス

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息子の覚悟
今中学一年生の息子が受験を思い立ったのは、もう少しで、小学6年生になろうとしていた、5年生の2月でした。小学4年生から、少年団のミニバスに属していた彼は、バスケを練習し始めて2年がたち、5年生になると、毎週試合、試合の連続で、今までやってきた練習の成果がやっとでき始めたころでした。そんな彼が、一体なぜ中学受験なんて思い立ったのかというと、学校で今まで仲の良かった友達が「俺受験するんだ」「俺も」 と話が出始めたからだそうです。

そんな友達にさそわれて、ある大手進学塾の全国公開模試を受けました。
結果はもう散々足るもの。
学校の成績は良かったのに、同じ学年の子同士が受けているはずのその試験は彼にとってとても信じられないような問題ばかり、戻ってきた成績表をみてかなり落ち込んでいました。

そのときからです。

彼の覚悟が決まったのは、もともと、負けず嫌いの性格でしたので、塾の始めての面談で「中学受験を甘く考えてはいけません・この成績でこの時期からの受験だとすると、一番下のクラスで、どんなにがんばったとしても、偏差値50以上は無理でしょう」と、なんと塾長に断言されてしまったのです。

それならやめます。
といえばそれで終わっていたでしょうが、息子は違う塾に再度テストを受けに行き、受験の第一歩を踏み出したのです。私も埼玉での中学受験がどんなものか知らなかったので、とにかく受験の本を読み漁りました。

そして、あることにたどり着いたのです。
「何もしなければ、進まないけれど、何かすれば立ち止まるよりは進める」それからの数ヶ月は私が塾からいただいた参考書の予習復習に一日のほとんどすべてを費やしました。
息子が学校に行っている間、私が、中学受験のための勉強をしていたわけです。
そして、塾で勉強している時間以外は私が教えていたのです。
息子は本がとても好きで暇さえあれば読んでいたので、国語の勉強は語句と漢字と文法に絞りました。問題は算数です、学校では絶対出てこないような難しい問題ばかりで塾にいって聞いても全然わからない日々が続きました。これではいけないと思い、夏休みまでは、基礎を徹底的に学習させました。塾でやっているのは基礎をとうに超えた範囲だったからです。もうこのころの状態は学校以外では「朝目が開いたら勉強、目が開いている間は勉強、」の毎日でした。

夏休み最後のテストを終えたとき、理科と社会を捨てることにしました。塾の先生に相談すると、「ほとんどの学校は4教科ですが、いいのですか」といわれましたが、理科と社会に時間を取られると、算数にかける時間がなくなり共倒れになると思ったからです。

成績が伸びない息子に「受験をやめたら?」といってしまった時があります。
すると息子は「僕は絶対にまけないよ、かあさん」と目に涙をためていったのです。そのとき私は絶対にこの子は合格する。でも時間がないから何とかしなければ。と思った結果が2教科校で勝負するということです。

後から考えると、受験のプロでもない私が、塾の先生に反対されながらも本当に思い切ったことをしたものだと。怖くなります。すぐに息子に合った2教科の学校を探し、学校訪問をして、2校に絞り込みました。目標が決まった息子は本当に寝る間も惜しんで勉強し、この春無事合格することができました。

息子が合格できたのは、2教科に絞ったあと算数のできないところをよる遅くまで指導してくださった先生のおかげということは言うまでもありませんが、最後まであきらめずに「目が開いている間は勉強」というスタンスをとり続けたからだと思います。受験までの11ヶ月良くがんばったと思います。皆さんも時間がないとあきらめずにがんばって合格を勝ち取ってください
東京都 志磨さん