先輩ママからのアドバイス
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子どもがやる気になるのを待ちました。
突然娘が言い出したのは7月中旬のことでした。クラブ活動も引退し、受験体制に入らなくてはいけない、と自分で感じたのでしょう。いつの間にか、回りの子たちは塾に行き始めていました。たぶんあせりもあったのだと思います。親なら早く気づいてあげればよかったのでしょうが、私は娘から言い出すのを待っていました。

というのも、娘は一度にいろんなことをやるのが苦手です。1つのことに集中すると他のことは考えられなくなるようです。クラブに夢中になっている間は、受験のことなど考える余裕はなかったはずです。先輩たちに、今のうちにがんばっておかないと苦労するよ、とアドバイスを受けていたのに、自分がその立場になって初めて気づいたわけです。実際、学校の宿題も未提出が多く、3年の1学期までは成績が下がる一方でした。

そんな中、私自身もこのままではいけないだろう、と感じていましたので、とりあえず、夏休みを目前に毎日のように新聞に入ってくる塾のチラシを見ていたのです。そしてある日、新しくできたばかりの塾のチラシが目に留まりました。全国にある塾でしたが、このあたりでは聞いたこともなく、もちろん実績もありません。他のお母さんたちにどんなところか聞くこともできないわけですから、候補の1つくらいにしか思っていませんでした。ところが、娘が塾のことを言い出した時、そのチラシを見せるとすぐ飛びついてきました。翌日体験講習に申し込み、現在に至っています。

我が家の近くにはたくさんの塾があります。私たちが選んだ塾はちょっと離れた場所です。みんなより遅れて入ることにした娘は、知っている子がたくさんいる塾は避けたかったようで、娘なりの考えがあったのでしょう。幸い、塾の先生への信頼も大きく娘のやる気も増しました。成績もアップし、1年の頃から苦手だった英語も今では得意科目になり、英検3級に合格しました。志望校だって、1学期まで考えていた学校には目もくれず、今は進学校目指してがんばっています。

成績表を見て、心配しながらも娘にはあまりうるさく言わずにきました。が、内心ではハラハラしていたのです。余計なプレッシャーはかけたくないし、かといってこのままのペースでは受験に間に合わない・・・。でも、今となってはよかったな!と思っています。押し付けではなく、本人のやる気から始まった受験勉強。無事、志望校に合格してくれたら言うことなしですが、そこに向かってがんばっていることが一番大切だと思います。親としては、静かに応援しつつ見守ってあげたいです。
東京都 山本さん